ビジネスの相手に対するフォローアップの重要性についてお伝えしましょう。大切なのは、フォローアップのタイミングと理由の両方です。あなたが何をするか、何をしないかが、ビジネスの成功に影響を与えることがあります。
以前、同僚があるリファーラル元から受けたクレームに驚いたという興味深い会話を思い出しました。彼女は、そのリファーラル元から紹介された見込み客へのフォローアップを5日間行わずにいたのだそうです。見込み客に自分があまり熱心すぎると思われたくなくて、4、5日はフォローアップを控えていたとのことでした。
私は、彼女にそのフォローアップ戦略には同意しかねると伝えました。そして、その理由を以下のように共有しました。
フォローアップのタイミング
人間関係を築く際には、最初の連絡を取るまでに時間を空けすぎないことが重要です。24時間から48時間以内に、見込み客にメッセージを送り、連絡を取り合えることができて嬉しく思っていることを伝えましょう。ただし、ビジネスに関する資料を送ったり、売り込みのアクションを起こしたりするには時期尚早です。
見込み客が不快だと感じない程度で、早めにフォローアップを行いましょう。見込み客があなたの商品やサービスに興味を示したら、押し付けがましくならないよう情報提供します。強引な売り込みを避け、商品やサービスを継続的に案内し、一方で見込み客のニーズと関心に応えることに集中しましょう。あなたの目的は、見込み客に煩わしさを感じさせず、あなたのビジネスを理解してもらうことにあります。
見込み客が長期的にあなたに好意を持ち続け、彼らに実際の顧客になってもらうためには、まず人間関係を構築することが不可欠です。そして、その関係性は認知(Visibility)、信頼(Credibility)、利益(Profitability)という各段階を経て深まります。時間がかかるかもしれませんが、リファーラル元を適切に選び、そして教育を行えば、そのプロセスは加速するでしょう。
いつも、どんな時も、どんな状況でも、必ず72時間以内にはフォローアップすることを忘れないでください。「富はフォローアップにある」とよく言われるのには理由があります。迅速にフォローアップを行うことで、あなたの評判が高まり、ビジネスも成長し、最終的には銀行口座も潤うことになるのです。
あなたが着実に成功を収めることに役立った、ユニークで効果的なフォローアップ方法はありますか?ぜひお聞かせください。
訳=川崎あゆみ