職場ストレスの管理

2026/01/12

「良いストレス」と「悪いストレス」についてのお話しから始めましょう。職場でのストレスの中には、あなたにとってプラスに働くものもあります。良いストレスは集中力を高める助けとなり、職業上・個人的な目標の達成を後押しします。締切や納期などは、求める結果を得ようと努力することにつながるので、良いストレスの好例と言えるでしょう。良いストレスは短期的になりがちで通常は長引いたり、広がったりすることはありません。

一方、悪いストレスは長期的になりがちで不可避的です。悪いストレスは、終わりがなく堪え難いと感じられます。私自身の経験から学んだことですが、このタイプのストレスは、間違いなく、確実に、疑いようもなくあなたのビジネスと健康に深刻な影響を及ぼします。

ですから、あなたの職場ストレスに対処するための計画を立て、それを実行することが重要です。あなたが仕事でストレスを感じているのであれば、次の3つのテクニックを試してみてください。

1.炎の中で仕事をする

  これには時間がかかるかもしれません。人々は蝋燭でいうところのの中で仕事をしている(自分の仕事に情熱を感じない)か、炎の中で仕事をしている(自分の仕事に情熱を感じる)かのどちらかです。の仕事から抜け出し、炎の中での仕事へ移動できるようにベストを尽くしましょう。念のためですが、私の場合は炎の中での仕事へたどり着くのに数年を要しました。現実的な目標を設定し、その目標に向かって日々進んでいきましょう。

2.仕事に対する見極め

  仕事において変えられることは変え、変えられないことは受け入れましょう。友人から教えてもらった大好きなマントラがあります。「子どもはいるけれど、私は子どもではない」「子ども」の部分をあなたにとって適切な言葉に置き換えて、「私にはボスがいるが私のボスは私ではない」「私には同僚がいるが私の同僚は私ではない」のようにして使っても大丈夫です。あなたの仕事において変えられることを見極め、それに取り組みましょう。交通渋滞、上司、同僚などあなたがコントロールできないものについては受け入れて、手放しましょう。

3.他者を助ける

  「公衆衛生アメリカンジャーナル(American Journal of Public Health)」によると他者を助けることで、ストレスと死亡率との関連が弱まり、死亡率が下がることが示唆されています。「誰かのビジネスを成長させたらストレスが減る!」こんなこと、誰が想像したでしょう? 私はこれを、長年にわたり仕事の中で実際に見てきました。私が創業したBNIのコアバリューの一つはGivers Gain®です。「職場で気持ちよく働くには、まず人を助ける」Givers Gain®はそのよい例です。

私はこれら3つのストレス対処法を仕事の中で活用してきましたが、実際役に立つものです。


この記事は、Dr.アイヴァン・マイズナーによる「Managing Workplace Stress」を翻訳したものです。
原文:https://ivanmisner.com/managing-workplace-stress/
翻訳:丹野裕道(株式会社ディアス)