今回のブログは私、そしてグレグ・デービス氏、ジュリアン・ルイス氏との共著「Infinite Legacy:人生に影響を与え続けるための7つの原則」の内容に基づいたものです。
無限のレガシーの7つの原則をご紹介します。これらの原則に従うことで、あなたが世界に残す贈り物は、あなたがこの世を去った後も存在し続けるでしょう。
1)あなたが残すレガシーを誇りに思いましょう
誰もがレガシーを残すものです。そのことを心に留め、あなた自身が誇れるレガシーを残しましょう。レガシーは意識的な選択です。偶然にではなく、意図をしてレガシーを残しましょう。
2)与えられる時に、与えられるものを与えましょう
カップからではなくソーサーから与えましょう。無限のレガシーを築く時、そしてそのために自分の資源を用いると決めた時、あなたの資源を賢明に活用しなければなりません。状況によっては、与えられるものが自分の時間しかない、というような場合もあるでしょう。これが次第に自分の才能を活かし、最終的には自分の大切なものを提供することへと進化していくのです。
3)あなたの情熱に従いましょう
あなたの「なぜ」を理解し、それに沿うようにレガシーを築きましょう。無限のレガシーを築き上げるには、数年、時には数十年かかることもあります。レガシーがひとり歩きを始め、永遠のものとなるには、努力、専心、そしてコミットメントが必要です。あなたの行動を裏打ちする強い「なぜ」を持つことは、あなたが苦境や困難を超えるための支えとなるでしょう。
4)あなたのコミュニティーと繋がりましょう
大切なのは「あなたの物語に誰が登場するか」ではなく、「誰の物語にあなたが関わっているか」です。私たちには自分の人生に何かしらの変化をもたらした人がいるものです。レガシーの意義深さを測るうえで本当に大切なのは「誰の物語にあなたがいるか」ということです。あなたは誰の人生をよい方向に変えましたか?
5)緊張感を持って行動しましょう
誰かに見られているかのように行動しましょう。私たちの人生がいつ終わるのかは誰にも分かりません。チャールズ・ディケンズ、ウィリアム・シェークスピア、ジェフリー・チョーサー、マーク・トウェインといった偉大な作家もデスクに未完の作品を残したままこの世を去りました。私たちは、意図したレガシーではなく、実際に残したレガシーによって評価されます。今すぐ、緊迫感をもって行動し、後悔なく生きましょう。
6)石工のような視点を持ちましょう
石工は、建物が形になる前に基礎を築かなければならないことを知っています。あなたのレガシーはあなたが生きている間には本当に完成しないかもしれないことを覚えておいてください。しかし、あなたが敷いた基礎は、あなたがこの世を去った後も世界のためになる素晴らしいものを築くために使われることでしょう。
7)無限のマインドセットを持ちましょう
あなたの手から離れてさえなお続く「無限のレガシー」を創造しましょう。究極の「無限のレガシー」は、その創始者が関わらなくなっても自律し、未来永劫続くものです。私たちは自分のマインドセットを選び、レガシーを未来に輝かせ、影響を永続させる方法を常に探し続けなければなりません。
無限のレガシーの7つの原則を理解し尊重することで、私たちが家族、友人、地域コミュニティなどに贈ろうとするものが、永続的なものになる可能性が大きく高まります。
これらの原則は無限のレガシーを築くうえでの概念的な側面を表したものです。これからの数週間にわたり、7つの原則の各項目をどのように実施するかについて、その戦略とともにより詳しくお伝えするつもりです。
無限のレガシーの7つの原則についてもっと学んでいきましょう。
訳=丹野裕道(株式会社ディアス)