「停滞している関係は、ビジネスの目的を持った働きかけがない限り、そのまま停滞し続ける」アイヴァン・マイズナー博士®
「VCPのソーシャル」から「VCPのビジネス」へ橋をかける
個人的なつながりを、仕事につながるプロフェッショナルな関係へ
核となるチャレンジ
多くの人が「認知(V: Visibility)」の段階で止まってしまっています。彼らは個人としては好かれ信頼されているのですがプロフェッショナルとして認識されていません。この個人としての認知からプロフェッショナルとしての認知へのシフトを起こさない限りリファーラルの発生は少ないでしょう。
シフトを起こすための5つの戦略
カジュアルな会話から、意図をもった会話へとシフトする
会話の中で、自分がプロであることをさりげなく示すことから始めましょう。
「人生はどう?」と聞く代わりに「最近仕事はどう?」と聞いてみましょう。
「またいつかコーヒーでも飲もうよ」と言う代わりに「あなたがどんなお仕事をされているのか、もっと詳しく伺いたいです。あなたは、ぜひ一緒に仕事してみたいと思えるような素晴らしい人です」と聞いてみましょう。
なぜ機能するのか:押しつけがましくなく、ビジネス寄りの雰囲気に自然に変えられるからです。
ソフトなビジネスフックを使う
日常の会話の中にあなたの仕事についてのトピックを自然に織り込みましょう。
「先週のことなんだけど、あるクライアントがよくある課題に直面していてね。そういうことって、本当によくあるんだよね」
なぜこれが機能するのか:あなたは、売り込もうとしているのではなく、トル話しをしているのです。そしてその妥当性が信頼を築くことに繋がるのです。
専門的な意見を求める
プロフェッショナルな意見にしっかりと耳を傾ける
「君は~で働いてるんだよね。近頃気になることがあるんだけど君の見解を聞いてもいい?」
なぜこれが機能するのか:あなたは彼らの知識に敬意を表し、会話をビジネスレベルに引き上げることができるからです。
自分のビジネスサークルに招待する
リファーラルを求めるのではなく、関係性への入り口を提供しましょう。
「リファーラルを紹介し合う小規模なプロフェッショナルグループに所属しています。、ゲストとして紹介してもいいですか?あなたが加われば、グループに大きな価値をもたらしてくれると思います」
なぜこれが機能するのか:「受け取り手」ではなく「つなぐ存在」として自分を位置づけることができるからです。
ビジネスの動きをまず自分から作りましょう。
与えることから始めましょう。「あなたのことをあなたのサービスが必要になるかもしれない人に伝えました。どうなったかまた教えてください。」
なぜこれが機能するのか:ビジネスの信頼性を築き自然な相互関係を作ることができるからです。
「停滞した関係は、意図とビジネスの目的をもって動かさない限り、停滞し続ける」アイヴァン・マイズナー博士®
訳=丹野裕道(株式会社ディアス)