このブログは、グレッグ・デービス氏、ジュリアン・ルイス氏との共著『Infinite Legacy: The 7 Principles Of Creating A Lasting Impact With Your Life』の内容に基づいています。
個人や組織が残すレガシーの形は、実に多様です。レガシーを遺すなんて、自分には縁のない話だと感じたり、いま取り組むべきことではないと思えたりするかもしれません。たとえすぐにやる必要がないと感じているとしても、決して「手の届かないもの」ではありません。私や『Infinite Legacy』の共著者たちは皆、親、友人、教師、あるいはメンターから、何らかの前向きな影響を受け、そしてその学びを他の人たちへと受け渡してきました。これこそがレガシーが生み出す強力な波及効果です。そこに金銭のやり取りも、取引も、慈善団体の設立もありません。過去に、私たちが身近な誰かから受け継いできたレガシーも、
誰かを前向きに支えるという、ごくシンプルな行為にほかなりません。
レガシーは生涯にわたるプロジェクトであり、あなたの人生がレガシーの一部です。レガシーを形づくるのに緊急性を持って行動しなければ、望むような影響を残せないまま終わってしまうかもしれません。目標を定め、レガシーにつながる行動を私たちの日々の活動に加えていくのに、決して早すぎることはないと私は信じています。
できるだけ早く始める
志を立てるのに、年齢は関係ありません。今だと感じる機会に出会ったときにすぐに始めることができます。もし始めるなら、できる限り早く始めましょう。
レガシーは、人生の終わりに近づいて初めて考えるものだというイメージがあるかもしれません。日本では、よく「終活」と呼ばれていますが、人生の終わりに向けた計画をいつから始めるのかは、人それぞれの選択です。
、これは成人期を通じて日常的に意識すべきことだと私は考えています。そうすることによって計画を立て、効果的に実行する時間を確保できるからです。人生の中で、私たちに起こる出来事と、それにどう向き合うかが、私たちの人生そのものを形づくります。その選択は、私たちがどんなレガシーにつながる行動をとるのかにも影響を及ぼします。意図を持ってレガシーに向き合うことで、たとえささやかな始まりであっても、世界に残す無限のレガシーへと育てていくことができるのです。
意図を持って人生を歩む
レガシープロジェクトは、仕事や日々の生活の中で芽生えた情熱、あるいは、その中で取り入れた情熱から育っていくことが多いものです。レガシーとなり得るものは数多くあり、それらは私たち自身の成長と共に現れては消えていきます。家族や地域社会、国、あるいは世界のために、少なくとも一つのレガシーを残そうという意識を常に心に留めていれば、意図を持って人生を歩む中で、あなたにふさわしいレガシーがやがて自然と見つかるでしょう。
意図を持って生きるということは、どのように時間を過ごすのかを計画し、自ら積極的に選び取っていくことです。その逆は、次の週末や次の休暇の先の未来を真剣に考えることなく、ただなんとなく日々を過ごすことです。意図を持って生きることで、初めて自らのレガシーについて考えるという選択が生まれます。さまざまな立場や背景を持つ人たちが築いてきたレガシーから学びながら、想像力を自由に広げてみましょう。自分は何を残せるのかということに心を開いていると、いつかきっと「これに取り組まなければ」と思える時がやって来ます。
その時こそ、あなたのレガシープロジェクトが見つかった瞬間です。ある意味において、レガシーは、私たちが選ぶというよりも、私たちがレガシーに選ばれるのかもしれません。一度実行しようと決めたら、そのプロジェクトを実現するため行動していくことが私たちの責任です。
私は、「結局のところ、言うは易く行うは難し」という表現が好きです。口にしたことを実行し、前向きな影響力のあるレガシーを築いてください。選択肢は無限にあります。そして、このブログが、あなた自身のレガシーを見つける旅の始まりとなることを願っています。
さまざまな立場や背景の人たちが残してきたレガシーについて多角的に学べる『Infinite Legacy』は、ペーパーバック、電子書籍、オーディオブックで入手可能です。
この記事は、Dr.アイヴァン・マイズナーによる「How to Choose Your Legacy Project」を翻訳したものです。
原文:https://ivanmisner.com/how-to-choose-your-legacy-project/
翻訳:川崎あゆみ