難しい道の方が簡単?

2026/09/07

難しい道の方が簡単ということはありえるでしょうか?私の答えは「それもありえる」です。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、私は「TLC(トランスフォーメーショナル・リーダーシップ・カウンシル)」という団体のメンバーです。この団体は人々の生活を様々な方法で支援するトレーナー、著者、思想的指導者からなるコミュニティーです。

ある年、TLCの会議がアメリカ、コロラド州のベールという町で開かれました。5日間にわたる会議とセミナーの間、私は仲間のメンバーであるスティーブ・ダヌンツィオさんとご一緒し、非常に素晴らしい時間を過ごさせていただきました。スティーブさんとはたくさんのことを話しましたが、特に強く響いたのは人生を通じて何度も行うことになる「簡単な道を行くか難しい道を行くかについての決断」に関することでした。t

彼が説いたのは「困難な道を選ぶことは結果として人生を楽にすることが多く、簡単な道を選ぶことは人生を難しくすることが多い」ということです。

彼の意見が私のビジネスレクチャーにどのように当てはまるかを考えました。私は「座っているだけではなく、食べているだけでもなく、積極的に活動する」というフレーズを何年も使ってきました。ネットワーキングにおける努力を成功に導くには、一貫的かつ定期的なプロセスをしっかりと踏んでいく必要があります。このように言うと頷く人は大勢います。ところが、彼らの大半が実際にやることは、形だけのネットワーキングや関係構築を続けることで、自身のための力強いネットワークを作るために必要な努力を避けてしまうことが多いようです。

皮肉なことに、こういった人は往々にして「ネットワーキングなんて役に立たない」というようなことを言い始め、ビジネスの成長に苦労し続けーているのです。彼らは簡単な道を選び、その結果ビジネスは困難であり続けるということです。

その一方で本当のビジネス関係を構築し、ネットワーキングの努力をさらに深めようと一生懸命な人もたくさんいます。こういった人たちが継続的に大きな成果を上げています。始めは困難に思えたことが、後になってみれば実は簡単だったということです。

スティーブさんはこんなふうに尋ねました。「あなたは『最初は大変でも後が楽』な生き方をしていますか。それとも『最初は楽でも後が大変』な生き方をしていますか。」

これは大きな意味をもつパワフルな質問だと思います。最初は大変だったけれど、結果として人生を楽にしてくれた経験や、最初は楽だったけれど、結果として人生を難しくしてしまった経験はありますか?


この記事は、Dr.アイヴァン・マイズナーによる「Is the Hard Path Easier?」を翻訳したものです。
原文:https://ivanmisner.com/is-the-hard-path-easier/
翻訳:丹野裕道(株式会社ディアス)