多くの人が、起業を夢見てきました。退職後に、その夢を実現しようとする人もいれば、何らかの理由で失業し、起業という選択肢を考え始める人もいます。
私がよく受ける質問があります。それは、「ビジネスを始めるのをサポートしてくれる人たちとどうつながればいいですか?」というものです。素晴らしい質問ですね。
ここでは、起業をサポートしてくれる人とつながるための3つの方法を紹介します。
1)自分の人脈を見直して、起業経験のある知人に話を聞く。自分が始めようとしている事業について伝え、メンターとして1時間ほど時間を取ってもらえないかお願いしてみてください。可能であれば、直接会って話すことが理想的です。連絡を取る際は、前もって具体的な質問をまとめておきましょう。面談が決まったら、あらかじめ質問を送っておきます。そうすることで、相手はあなたが求めている情報をしっかり把握できます。当日は、質問に集中して、回答をメモし、約束した時間内で話を終えましょう。話がうまく進んだら、今後も相談できるか尋ねてみてください。このプロセスを成功した起業家2~3名に対して実践してみましょう。
2)スタートアップの経験があるビジネスコーチを探す。まずは、知人に信頼できるコーチを推薦してもらいましょう。候補となるコーチについての評論やお客様の声を確認し、実績や評判をチェックしましょう。選ぶ際には、コーチングの進め方や、想定されるスケジュール、価値観が自分と合っているかを見極めることが大切です。そのために具体的な質問を準備しておきましょう。自分に合う人が見つかったら、その人に依頼し、起業までのプロセスをサポートしてもらいましょう。
3)学び続けることが大切!起業に関する書籍はたくさんあります。その分野の専門家が発信しているブログ、動画、ポッドキャストも豊富にあり、どれもあなたの学びに役立ちます。最初に相談したメンター(#1)に、おすすめの本や著者を聞いてみましょう。私のお気に入りの一冊は、マイケル・ガーバー氏の『The E-Myth(はじめの一歩を踏み出そう)』です。経験者の知識を積極的に学び、活かしましょう。
本気で起業を考えている人には、ぜひ挑戦してほしいと思っています。私はかつて経営コンサルタントをしていましたが、40年前にBNI®というビジネスを立ち上げました。それは素晴らしく充実した道のりで、起業して本当に良かったと心から思います。
この記事は、Dr.アイヴァン・マイズナーによる「Where to Begin When Starting Your Own Business」を翻訳したものです。
原文:https://ivanmisner.com/where-to-begin-when-starting-your-own-business/
翻訳:川崎あゆみ
ビジネス上の関係性を円滑に保つためには、他人のどのような行動なら許容できるか、できないかについて境界線を設定する必要があります。心理的な壁を築くことで、他人にどのような行動を期待するかが明確になり、境界線がなければ、容易に他人に振り回されてしまうでしょう。
一方、もしあなたがファイナンシャルアドバイザーだったら、必要とされる確信を抱いてもらうまでにのに6〜12か月かかることもあります。クライアントの財産がかかっているだけに、より高いレベルの確信が必要ですが、結果が良好であれば、相手が得るものもずっと多くなるでしょう。あなたの職業が何であれ、顧客に満足してもらうことが、信頼と確信を築く上で不可欠です。もしよい仕事ができなければ、リファーラル提供者はそれを察し、リファーラルの価値ある源を失うことになるでしょう。
あなたのビジネスや業界について、ネットワークの仲間が十分に理解しているとは限りません。あなたの製品やサービスについて仲間のネットワーカーを教育するのはあなたの責任です。BNI (Business Network International)のような強い繋がりをもつネットワーキンググループは理想的です。なぜなら、メンバーはグループに対して毎週のミーティングで発言する機会があるからです。