モチベーショナルスピーカーで作家のブライアン・トレイシーとお話しをしたことがあります。彼が南カリフォルニアで開催されたBNI国際会議(現在のグローバルコンベンション)でキーノートスピーカーを務める数年前のことでした。話題は異なる文化におけるビジネスの行い方の違いについてでした。もしも外国でセミナーをすることになったらセミナー用資料を変更するかどうかを彼に聞いたのですが、彼は「変えない」と答えました。「起業家は、より効率的かつ効果的に物事を成し遂げたいと考えるものだ」と彼は言いました。どちらか一方でも達成できる方法を示せれば、文化的な違いは、多くの人が考えるほど障壁にはならないというのです。
彼との会話は「体系化されたビジネスネットワーキングプログラムが多くの国でよく機能するのは何故か」について考えるきっかけになりました。私が思い至ったのは、多くの文化的な壁を越えていく「起業家精神」というものがあるということです。このプロセスの核となるのが「信頼の重要性」です。人々がお互いを知り、信頼が生まれる時、信頼という要素は、文化的な違いよりも強い影響力を持ちます。。
私はこの事実を世界中のBNIイベントを訪れた際に目の当たりにしていますし、毎年のBNIグローバルコンベンションでも見ています。これらのイベントでは、異なる国々から人々が集まり数日間にわたって交流をします。様々な文化背景を持つビジネスピープルが、文化の違いに関係なくネットワークを構築し、それぞれのビジネスを築いていく様子を見るのは素晴らしいものです。
異なる人々、異なる場所、異なる国、異なる文化、異なる人種、異なる宗教、とは言えども、私たちが求めているのは「信頼できる人とビジネスをしたい」ただそれだけです。私達を分裂させ離反させるような要因もたくさんあるかもしれません。しかし、私たちは皆、「リファーラル」という共通言語を話す仲間です。。
あなたはご自身のリージョンの外や外国の方とビジネスを成功させたことはありますか?
この記事は、Dr.アイヴァン・マイズナーによる「A Culture of Entrepreneurism」を翻訳したものです。
原文:https://ivanmisner.com/a-culture-of-entrepreneurism/
翻訳:丹野裕道(株式会社ディアス)

また、ビジネスによって期待できる紹介の数に差があることを理解しておく必要があります。例えば、花屋は不動産業者よりも、紹介を受ける頻度が高いかもしれません。しかし、花屋が一件の不動産取引に相当する売上を得るために、非常に多くの花を販売しなければなりません。つまり、紹介が期待できる数には、携わっているビジネスによって幅があるのです。
紹介は明らかに、多くのビジネスの成功にとって重要なものですが、問題は、それをどう増やしていくかという点です。まず、あなたのコンタクトサークルには、どんなビジネスの人たちがいるのかを考えてみてください。ここでは、あなたのビジネスと共生関係にあり、共通する顧客に対して競合せずにサービスを提供するビジネスを指します。コンタクトサークルは、紹介ビジネスにおいて、継続的に紹介を生み出すための重要で確かな基盤となります。
スポットライトを浴びることが苦手で、称賛や喝采を浴びることに居心地の悪さを感じる人は、控えめでプライベートな形で感謝されることを好むかもしれません。口頭やメッセージカードで「ありがとう」と伝える、あるいはオフィスの近くでコーヒーやお茶をご馳走するだけでもとても喜ばれます。
一方、公の場で承認されることを好む人は、掲示板やウェブサイトに名前が掲載されることを望むでしょう。また、現金よりも心のこもった小さなギフトにより強く動機づけられる人もいます。例えば、ネットワークの仲間が用意したオリジナルのギフトバスケットや、好きな旅行先のすてきな写真集などは、その人にとってより意味のある贈り物になるかもしれません。
通っているカイロプラクターのオフィスでの出来事です。私が訪れた日の数週間前、事故に遭った友人をそのカイロプラクターに紹介していました。待合室に入ると、壁の目立つところに掲げられた掲示板が目に留まりました。そこには「先月、当院にお客様をご紹介くださった皆さまに感謝します」と書かれていました。