今いる場所を夢見ていた頃を覚えている

2026/07/13

ここに座り、自分の旅を思い返すと、感謝とともに深く満ち足りた気持ちになります。我が人生を振り返るとき、私が到達した場所を夢見ていた日々の重要性に気づかされます。

私のストーリーは経済的な制約が常につきまとっている労働者階級の町で始まりました。多くの困難に直面するコミュニティーに育った私は、当時の環境を越えて広がる未来を夢見ることに慰めを感じていました。こうした夢が私に後戻りさせようと脅しをかけ続ける経済的な制約から抜け出す力を与え、何か大きなもののために努力する動機をあたえてくれました。

より高度な教育を求める年齢になった頃、私は50%の奨学金を得てカリフォルニア州のオクシデンタル大学に入学を認められました。しかし、残る50%の学費でさえ、私の家族が支払える額ではなかったのです。経済的なハードルに直面した私は合格を辞退し、代わりにコミュニティーカレッジに入学することを決断しました。「過大な負債を負うことなく、より良い未来を築くための方法を探ることが必要だ」それは現実的な判断に基づく決断でした。

コミュニティーカレッジでは学業に没頭し、得られる機会の全てを得ることに努めました。当初の挫折にくじけず自分の夢を手放しませんでした。学びに対する熱意を育て、あらゆる機会を通じて知識を深め、人として成長しようと努めました。「ネットワーキング」に対して自分が深い関心を持っていること、そして「ネットワーキング」には人々の人生を変える大きな可能性があることに気づいたのはこの頃でした。コミュニティーカレッジで過ごした日々は、打たれ強さ、適応力、そしてどこからもたらされた機会であってもそれを捉えていくことの重要性について教えてくれました。

専心と忍耐を通して私はビジネスにおける強固な土台を築き、その上で人とのつながりを築き、地域社会の中で関係を育んでいきました。この旅によって私はBNI(Business Network International)を始めることに至ったのです。この組織は後に世界的な組織へと成長し、個人が同じ気持ちを持つ人々とネットワーキングすることでそれぞれの職業的な夢に到達するのを後押ししています。

BNIは成長しました。しかし、かつて経済的な制約が私の夢を脅かした日々があったことを忘れたことはありません。この意識は私の熱意をさらに推進させ、同じような課題に直面する人々を含めあらゆる立場や背景を持つ人々にビジネスの機会を与える力になっていきました。あらゆる個人が社会経済的な背景に関わらず、繋がり、お互いをサポートし、共に向上するためのプラットフォームを作ることが私のミッションとなりました。

人生という織物の中では、かつての日々、経済的制限などのハードルが立ちふさがり、夢がはるか遠くのことに思えていた日々をしっかりと覚えていることが大切です。労働者階級、低所得者層の町に育ち、自分の夢を追いつつも名門大学を諦めなければならなかったことが私の旅を形づくりました。これらの経験は、どのような場合にも、打たれ強く、工夫を忘れず、機会を捉えることに価値を置くことの大切さを教えてくれました。

今日、何十年にもわたる努力と難しい決断、そして仕事に費やした長い年月を振り返ると、今の自分がいる場所にたどり着くことを夢見ていた日々を、私は今も鮮明に覚えています。また、自分の成功を支えてくれた女性と共にこの場所にいるものだと思っていました。しかし人生は私を別の道へ導きました。私は感謝とともに先へ進むことを決めています。

あなたの旅を振り返る際、あなたの望みが数々の制約によって阻まれた日々のことを忘れてはいけません。小さな始まりに見たその夢を忘れず、大切に抱き続けてください。夢はあなたを明るい未来へ駆り立てる力を秘めているのです。旅の途中に学ぶレッスンは障害を乗り越えるための力と決心を養うものですから大切にしていきましょう。

夢を大きく持ち、やり抜くのです。あなたの夢はあなたをとてつもない高みへと導くでしょう。覚えていてください。現在のあなたがいる場所をかつて夢見ていた日々は、打たれ強く確固とした精神があなたに宿っていたことの証です。その日々こそが、充実した人生を築くための礎となるのです。


この記事は、Dr.アイヴァン・マイズナーによる「I Remember the Days I Dreamed of Being Where I Am Now」を翻訳したものです。
原文:https://ivanmisner.com/i-remember-the-days-i-dreamed-of-being-where-i-am-now/
翻訳:丹野裕道(株式会社ディアス)